本当は怖いグリム童話– Horror –
「本当は怖い!」で有名なグリム童話の中から、怖い童話のネタをどんどんピックアップしていきます。有名な話から有名じゃないものまで、本当は怖いグリム童話の世界を堪能してください。
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本当は怖いグリム童話
グリム童話『トゥルーデおばさん』はどこが怖いのかを解説
グリム童話のKHM043『トゥルーデおばさん』は、とっても短いお話です。 短いながら、地味に怖いお話ともいえます。 どんな意味で怖いのか、解説します! 犠牲になってしまう好奇心旺盛な女の子 グリム童話では、容赦なく子どもの命がうばわれてしまうこと... -
本当は怖いグリム童話
ディズニーの『美女と野獣』と童話『夏の庭と冬の庭』を比較!
『夏の庭と冬の庭』という、『美女と野獣』にそっくりな物語がグリム童話の中にあります。 『美女と野獣』といえば1991年にディズニーがアニメ化し、実写映画になったりディズニーランドのアトラクションにも加わったりと、今でも根強い人気を誇る作品です... -
本当は怖いグリム童話
ラプンツェル好き必見!魔女がいない、グリム童話初版の妖精物語
ディズニー映画でもおなじみの『ラプンツェル』は、原作のグリム童話の中でも2つのバージョンがあります。 ふだん私たちが目にするグリム童話「最終版」と、グリム童話の「初版」とで違いがあるのです。 過激な描写をなくすために、第2版からストーリーに... -
本当は怖いグリム童話
ヨリンデとヨリンゲルが出会う魔女は、グリム童話でもっとも怖い?
『ヨリンデとヨリンゲル』という、怖い魔女が出てくるグリム童話をご存じだろうか。 子どもの頃に聞かされた、という人は少ないだろうが、様々な絵本も出ている有名な話のひとつである。 近頃は、童話をテーマにしたゲームの「グリムノーツ」や「グリムエ... -
本当は怖いグリム童話
ランプの精はアラジンだけじゃない!グリム童話のちょっと怖い「ランプの精」?
「ランプの精」といえば、ディズニーの『アラジン』でおなじみのジーニーが思い浮かぶだろう。 もちろん、その原作である「千夜一夜物語」の中のひとつ、『アラジンと魔法のランプ』にもランプの精は登場する(⇒『アラジン』原作のジーニーは怖い?ディズ... -
本当は怖いグリム童話
青髭に似たグリム童話初版の物語『人殺し城』が怖い?
今回は、怖いグリム童話の定番『青髭』にとてもよく似た『人殺し城』というグリム童話を紹介しよう。 『人殺し城』も、『青髭』と同じく、グリム童話初版のみに収録され、その後は削除された作品だ。 もちろん、その残酷さゆえのものだが、実はもともとオ... -
本当は怖いグリム童話
『ほうちょうをもった手』は、いろいろ残酷すぎてグリム童話から削除
可愛い女の子に手を出そうものならば、その手を切り落とされてしまう……なんて恐ろしいグリム童話があります。 もう今では削除されてしまった『ほうちょうをもった手』という物語です。 もともとスコットランドのメルヘンである『ほうちょうをもった手』は... -
本当は怖いグリム童話
兄が弟を排除する、歌う骨というグリム童話
今回はなにかと兄弟が登場するグリム童話の中から、欲にかられた兄貴が自分の弟をあやめてしまう、怖い童話をご紹介しよう。 その物語とは、KHM028『歌う骨』である。 グリム童話の中には仲のいい兄弟はたくさん出てくるが、今回の話は一味ちがう。... -
本当は怖いグリム童話
姉たちのバラバラな体を妹がくっつける「フィッチャーの鳥」がエグい
今回はグリム童話の隠れたエグい名作、KHM046『フィッチャーの鳥』を紹介しよう。 グリム童話の中でも、「開けてはいけない」扉を開けて体をバラバラにされた娘たちと、その妹が助けに来て、最終的に復讐する童話だ。 パンドラの箱や玉手箱がそうであった... -
本当は怖いグリム童話
コメディタッチで描かれた『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男』が怖い?
グリム童話は「本当は怖い?!」のだろうか。 そんな根本的な問いかけを投げかけてくるひとつの童話がある。 その童話とは、KHM004『こわがることをおぼえるために旅にでかけた男』である。 そもそも「怖い」とは何なのかを考えさせてくれるコメディタッチ...