KHM015 『ヘンゼルとグレーテル』のあらすじ

ヘンゼルとグレーテル(原題:Hänsel und Gretel)

 

グリム童話、『ヘンゼルとグレーテル』のあらすじです。

 

* * * * * * * *

 

ヘンゼルとグレーテルの父はきこりだった。

大きな飢饉がやってくると、きこりの後妻は森の中に子供たちを連れて行って、彼らをそこで捨てるつもりだった。

妻ときこりが飢えないようにするためである。

きこりは、最初は計画に反対するが、最後にしぶしぶ、妻の計画を受け入れる。

 

 

ヘンゼルとグレーテルは、彼らの話を耳にしてしまった。

夫婦が寝たあと、ヘンゼルは家からしのび出て、小石を集めて、そしてグレーテルのもとに戻ると、神が彼らを見捨てないことを彼女に保証した。

 

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その翌日、家族全員で深い森の中へと歩いて行った。

その間、ヘンゼルは小石を置きながら、歩いた跡を作っていた。

彼らの両親が彼らのもとを去ったあと、子供たちは月が出てくるのを待ち、小石をたどって家に帰った。

ヘンゼルとグレーテルが問題なく帰ってきたことで、まま母はかなりイラ立っていた。

彼女はあらためて、より遠くの森の中に子供たちを連れて行って、彼らをそこに置き去りにするよう、夫に命令する。

 

 

次の朝、家族はまた森へと旅をした。

ヘンゼルはパンを1切れ取り、家に帰るためパンくずで跡を残していた。

しかし、オオカミがパンくずを食べてしまい、とうとう森の中で迷子になってしまった。

 

 

森をぶらついていると、ヘンゼルとグレーテルはパンとケーキから造られ、砂糖菓子の窓ガラスのある家を発見する。

空腹だった子供たちは、家の一部を食べ始める。

そこへ現れた老婦人が、二人を中に招き入れ、夕食と居心地のよいベッドを提供した。

子供たちは、その女が魔女であることを知らなかった。

魔女は子供たちを太らせ、料理し、食べるために、お菓子でできた家を造って二人を誘い込んだのだった。

 

 

次の朝、魔女はヘンゼルをおりに監禁し、グレーテルを奴隷であるかのように働かせた。

魔女は、ヘンゼルを太らせるため、定期的にヘンゼルにむりやりご飯を食べさせた。

彼女はヘンゼルに指を見せるよう要求し、太ったかどうかを確認していた。

しかし、賢いヘンゼルは指の代わりに骨を差し出していた。

魔女は、ヘンゼルを食べるにはまだやせていると思い込んでいた。

 

 

だんだんがまんできなくなってきた魔女は、いずれにせよヘンゼルを食べることに決める。

魔女はヘンゼルを料理するために釜戸を用意し、同様にグレーテルを殺すことも決めた。

彼女はグレーテルに釜戸の扉を開けるように言って、火が十分に熱いかどうか見るため、炎の前で身を乗り出すよう指示をした。

ところが、魔女の意図を感じ取ったグレーテルは、魔女が何のことを言っているのかわからないと、嘘をつく。

すると、怒った魔女は自らそのお手本を示そうとして、釜戸の前に身を乗り出した。

その瞬間、グレーテルは魔女を釜戸の中へ押し込み、ドアを閉じて、ボルトまで締めた。

グレーテルはヘンゼルを自由にし、二人は宝石の山を発見する。

 

 

彼らは宝石を持って家に帰った。

父親は、ヘンゼルとグレーテルが生きているとわかって大喜びし、まま母は死んだと彼らに話す。

宝石のおかげで大金持ちになった一家は、その後ずっと幸せに暮らした。

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