映画『マレフィセント』の11の魅力!実写版の眠れる森の美女?

映画『マレフィセント』の11の魅力!実写版の眠れる森の美女?

この記事では、2014年公開の映画『マレフィセント』の見どころを徹底的にお伝えしようと思う。

マレフィセントといえば、ディズニーアニメ『眠れる森の美女』に登場するおなじみの悪い魔女だ。

そのマレフィセントに焦点を当てて、少し違う角度から見たのが、実写になった映画『マレフィセント』である。

ある意味で、ディズニーの『眠れる森の美女』の実写版ともいえるだろう。さらにはグリム童話の『いばら姫』⇒『いばら姫』のあらすじなど)や、原作のシャルル・ペロー作『眠れる森の美女』の実写になっているともいえる。

けれども、話そのものはマレフィセントを主人公にした、少し違ったものになっている。

そんな『マレフィセント』の見どころについて、10個の注目ポイントを見ていこうと思う。

なお、ネタバレもあるので、まだ見ていない人は注意していただきたい。


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1. マレフィセントは空飛ぶ妖精

マレフィセントは空飛ぶ妖精

まずびっくりするのが、マレフィセントが空を飛ぶということ。

そう、この映画では、マレフィセントはただの魔女ではない。

大きな翼の生えた、「妖精」として描かれているのだ。

しかも、話はマレフィセントが幼い少女だったころからスタートする。それはそれは、可愛い妖精ちゃんなのだ。

 

話の冒頭だけ見れば、さすがディズニーと言った感じの、胸がときめく妖精世界が描かれる。

翼の大きさはかなりのもので、妖精の世界でもマレフィセントは特別な様子。

こんな少女のシーンだけ見ていたら、まったくもってあの悪い魔女の想像はできない。

まずは、ディズニーならではの妖精ワールドを楽しんでもらうのがいいだろう。

2. マレフィセントの国と、人間の国のバトル

さて、そんな妖精の世界が恐れているものがある。

それが、「人間の国」

マレフィセントが住む「妖精の国」(ムーア国)の隣には、人間の国が存在している。

これら2つの国が争っているという設定だ。

 

争っているといか、人間のほうが一方的に妖精の国をつぶそうとしているだけなので、妖精側としては人間を恐れていることになる。

ただただきれいな妖精の国を、私欲のためだけにつぶそうとしている人間たち。

自然破壊する気まんまんだ。まったく残念である。

 

ちなみに2つの国という設定は、ディズニーアニメでも存在する。

アニメのほうでは、2つの国は手を取り合って仲良くなるだけで、争いなど起こらない。

それぞれの国王の子どもが、有名なオーロラ姫フィリップ王子である。

実写の『マレフィセント』では、この2人はあとあと登場することになる。

3. マレフィセントが恋したステファン王

映画『マレフィセント』の悪役は、マレフィセントではない。

アニメ版では良き王さまであるはずの「ステファン王」が、この映画の悪役である。

 

このステファン、マレフィセントと同じく少年時代の頃から描かれる。

なんと、少年の頃にムーア国に入り、マレフィセントと恋に落ちているのだ。

そう、映画『マレフィセント』は、まさかのマレフィセントの恋の物語でもある。

少女時代にステファンと愛情をはぐくむが、ステファンがダメ男なばっかりに、マレフィセントの心がすさんでいってしまうのだ。

 

ステファンは何をしたのか。

彼は自分が国王になるため、愛したはずのマレフィセントから、立派な翼を切り取ってしまうのだ。

朝起きて、それに気づいたときのマレフィセントの嘆きといったら、いろんな意味で痛々しい。

アンジェリーナ・ジョリーの名演技が光る場面である。

 

マレフィセントから翼を取ったことで、王となったステファン。

だが、ここから怒り狂ったマレフィセントと敵対関係になり、マレフィセントのことを必要以上に恐れるようになる。

度が過ぎた被害妄想のせいで、どんどん狂っていくステファンは、まさにこの映画のヴィラン

その堕ちっぷりは、確実に映画の見どころのひとつといえるだろう。

4. マレフィセントの相棒、ディアヴァル

マレフィセントの相棒、ディアヴァル

映画『マレフィセント』で忘れちゃいけないのは、相棒のカラスだ。

このカラスには、「ディアヴァル」という名前がつけられている。

アニメ版でもカラスは相棒として出てくるが、名前はついていなかったし、人間にも変身はしない。

今作で人間の姿にもなるディアヴァルは、より相棒感が出ている。

 

人間のときのディアヴァルを演じるのは、サム・ライリー。

人気映画(?)『高慢と偏見とゾンビ』でダーシー役を演じた、モデル体型のイケメンである。

彼のしゃがれたハスキーボイスに、やられてしまう女子も少なくないだろう。

 

そんなディアヴァルは、もともとの姿であるカラス以外の動物にも変身させられる。

本人としては、「犬」は嫌らしい(実際はオオカミだったが、イヌ科はダメっぽい)。

 

物語の最後には、「ドラゴン」へと変身。

アニメ版ではマレフィセント本人がドラゴンになっていたが、実写版ではカラスがドラゴンになる。

マレフィセントドラゴンならぬ、ディアヴァルドラゴンである。

アニメやディズニーシーのショーとはまた違ったドラゴンを楽しむことができるだろう。

たくさんの生き物に変身するディアヴァルにも要注目だ。

 

ちなみに、カラスもドラゴンも、残念ながら原作の『眠れる森の美女』には登場しない。

ディズニーならではのキャラクターである。

5. マレフィセントと仲の良かった3人の妖精

忘れちゃいけないのは、アニメ版ですばらしい活躍を見せた3人の妖精

もちろん、こちらの実写版『マレフィセント』にも登場する。

アニメでは、

  • ピンク:フローラ
  • 緑:フォーナ
  • 青:メリーウェザー

という名前だったが、実写版では名前が変わった。

  • ピンク:ノットグラス
  • 緑:フリットル
  • 青:シスルウィット

である。

アニメ版の『眠れる森の美女』なんて、「マレフィセント vs 3人の妖精」ってタイトルにしてもおかしくないくらい、大活躍していた3人の妖精。

しかし、実写の『マレフィセント』では完全にわき役だ。

 

最初の登場シーンでは、3人の妖精は少女マレフィセントと仲良く遊んでいる。

同じ妖精仲間として、ムーア国でほのぼのと暮らしているのである。

それが、いつしか3人の妖精はなぜか人間の国のほうに力を貸すようになっており、マレフィセントと敵対するようになる。

 

もちろん、有名な「オーロラへの贈り物」のシーンもある。

ノットグラスが “美しさ”、シスルウィットが “悲しみのない人生”、そしてフリットルが授けようとしたところで、マレフィセントがやってくるのである。

ムーア国と対立しているはずなのに、3人の妖精だけはオーロラのもとへ招かれているところもおもしろい。

 

ちなみに贈り物のシーンはシャルル・ペローの原作『眠れる森の美女』にも、グリム童話『いばら姫』にも登場する。

ペロー版は7人、グリム版は12人のかしこい女たちが、それぞれオーロラ姫に贈り物を授けてくれる。

6. マレフィセントの呪い

マレフィセントの呪い

見逃し厳禁の、マレフィセントが呪いをかけるシーン

実写版でも、アンジェリーナ・ジョリーの怪演が光る場面である。

 

オーロラ姫の洗礼式に突如現れたマレフィセント。

「自分だけ招待されていない」というおなじみのセリフをはきながら、ステファン王へと近づいていく。

ここのセリフは、アニメ版にほぼ忠実になっている。

「招待状が来ないとは、とても悲しいわ」
(”I must say I really felt quite distressed at not receiving an invitation.”)

原作とアニメ版では、マレフィセントが怒っているのはセリフのとおり。「自分だけ招待されていなかった」という点だ。仲間はずれが嫌だったのだろう。

だが、実写版ではそれはただの口実であり、実際のところは「ステファン王に復讐をしたかった」から。

真実の愛に裏切られた腹いせに、ステファン王の大切な子どもに呪いをかけるのである。

 

その呪いとは、次のとおり。

「16歳の誕生日の日没前にこの子は糸車の針に指を刺して、死の眠りにつくだろう。二度と目覚めることのない永遠の眠りだ」
(“Before the sun sets on her 16th birthday, she will prick her finger on the spindle of a spinning wheel, and fall into a sleep like death, a sleep from which she will never awaken.”)

だが、これに対してステファン王が「やめてくれ」と懇願するので、マレフィセントはそれをおもしろがって、少し呪いをやわらげてくれる。

「プリンセスは死の眠りから目覚めるだろう。ただし、真実の愛のキスで」
(“The princess can be woken from her death sleep, but only by true love’s kiss.”)

「16歳」というのは、マレフィセントがステファンと初めてキスをした年齢だ。

真実の愛のキスで目覚めると付け加えたのは、ステファンへの当てつけだと思われる。

やはり、その辺りのステファンに対する恨みが、マレフィセントに残っていたのだろう。

 

ちなみに、原作でもアニメ版でも、呪いをやわらげるのはマレフィセント本人ではない。

贈り物を授けかかっていた残りの妖精(かしこい女)が、「死ぬわけじゃなく、長い眠りにつくだけ」としてくれる。

アニメ版ではさらに、「キスで目覚める」という設定も、妖精によって加えられるのだ。

やはり実写版『マレフィセント』のほうは、マレフィセントが邪悪すぎないというところがポイントだろう。

7. マレフィセントが築くイバラの壁

グリム童話の『いばら姫』では重要なモチーフとなるイバラ。

オーロラ姫をはじめ、城にいた人々が全員眠ってしまい、その城がイバラでおおわれてしまう。

アニメ版『眠れる森の美女』でも、オーロラを助けようとするフィリップ王子の目の前で、マレフィセントがイバラの壁を作り上げている。

 

だが、実写版のほうでは、イバラは城を取り囲むものではない。

マレフィセントが住むムーア国のほうに、イバラの壁を作るのだ。

 

実写版でも、やはりイバラは重要。

自分たちを守る防御用に、イバラを使っているのである。

ステファン王の部下たちがイバラを焼き尽くしにくるが、魔力がかかっているので、そう簡単には破られない。

ニョキニョキっと復活するリアルなイバラの壁にも要注目だ。

8. マレフィセントのパワーと弱点

ステファンの愛に裏切られ、翼をもぎ取られてしまったマレフィセントだが、そのパワーは強大。

もとは妖精のはずなのに、世界一やばい魔女のような雰囲気で、すごい魔法を使いまくっている。

  • オーロラにかけた呪い
  • カラスの変身
  • 国に作ったイバラの壁
  • フィリップの浮遊

などなど。

 

ちなみに、マレフィセントのおなじみの「ステッキ」は、実写の『マレフィセント』では「木の棒」から作り上げたもの。

翼を奪われたせいで飛べなくなったマレフィセントが、杖がわりに拾った木の棒に、魔法をかけたものだ。

ステッキこそ、マレフィセントの恐ろしい魔法の象徴ともいえるだろう。

 

だが、そんな魔力をもつ魔女妖精マレフィセントでも弱点があった。

それは「鉄」である。

 

どうやら、鉄に触れるとヤケドをするらしい。

これは映画『マレフィセント』ならではの設定である。

この鉄しばりがあるせいで、マレフィセントはステファン王に追い込まれることになる。

強大なパワーを持つマレフィセントでも、弱い部分が見られるところがおもしろい。

9. マレフィセントの愛情

マレフィセントの愛情

映画『マレフィセント』でもっとも見どころとなるパートが、マレフィセントの「愛情」である。

原作の童話でも、アニメ版でも、はたまたゲームの『キングダムハーツ』でも、とことん邪悪な魔女として描かれてきたマレフィセント。

なんと今回の映画では、オーロラに呪いをかけたくせに、オーロラを陰から見守るやさしい一面が描かれるのだ。

 

3人の妖精たちが、森の奥で密かにオーロラを育てるのは、アニメ版でも同じ。

だが、この3人、とことん子育てがダメダメで、盗み見ているマレフィセントも「あれじゃ飢え死にする」とあきれるほど。

そこで、カラスのディアヴァルと一緒に、ひそかにオーロラを助け、育てていくのだ(3人の妖精に対して、ちょっとしたイタズラをしかけているのもおもしろい…笑)。

 

その愛情はオーロラにも伝わっており、のちに「フェアリー・ゴッドマザー」と呼ばれて、親しまれるようになる。

アニメ版ではほとんど接点のなかったオーロラとマレフィセントだが、実写版のほうでは本当に「仲良し」だ。

10. マレフィセントの力およばず、眠りにつくオーロラ

本来は心がきれいだったマレフィセント。

オーロラと親しくなるにつれて、オーロラにかけた呪いを解こうと奮闘するようになる。

自分でかけたクセに……というツッコミはやめておこう。

 

だが、自分のかけた呪いが強すぎて、自分でも解けない事態に。

やっぱりマレフィセントは強い。

 

そしていろいろと手違いがあって、オーロラは森の小屋から城へとうつっていく。

そこで、呪いの声に導かれて、糸車が隠された部屋へとたどり着いてしまうオーロラ。

呪いのパワーがおよんでしまい、オーロラ自らわざわざ針の上に指を乗せて、血を流してしまう。

超有名シーン、糸車の針に指を刺して、呪いがかかる瞬間だ。そして、永遠の眠りへとおちてゆく……。

 

マレフィセントはディアバルが変身した馬に乗り、さらには途中でつかまえたフィリップ王子も魔法で連れて城へかけつけるが、間に合わず。

「眠り姫」となって、オーロラは目覚めなくなってしまうのだった。

原作でもアニメでも、せっかく糸車が隠されるのに、結局のところ指を刺してしまうという重要な場面。

呪いのパワーは恐ろしいものだ。

11. マレフィセントのキスで、オーロラが復活!

本来は、白馬の王子さまのキスで目覚めるはずのオーロラ姫。

映画『マレフィセント』でも、マレフィセントが連れてきたフィリップ王子をうまく誘導し、キスをさせる。

 

が、なんと王子さまのキスにはまったくの無反応!

王子さまの立場もあったもんじゃない。王子さまのキスで目覚めるというおなじみ胸キュンのシチュエーションが、一気に崩される場面である。

そもそも、真実の愛といったって、一目会っただけの王子さまではその愛情が弱いのかもしれない。

 

では、オーロラはどうなるのか。

なんと、そのすぐあとに現れたマレフィセントのキスで目覚めるのだ。

 

「真実の愛」とは、なにも王子さまのキスを意味するだけじゃない。

マレフィセントが持つ愛情も、「真実の愛」なのである。

この映画でもっとも描きたかったのは、まさにこれなのだろう。

マレフィセントとオーロラの愛情が深く見られる、名場面である。

 

目覚めたオーロラはマレフィセントを逃がそうとするが、ステファン王の策略にはまり、鉄の網にとらえられてしまう。

そして、鉄武装したステファン王と対決するが、ドラゴンを使ってでも、鉄武装軍団にはかなわないマレフィセント。

 

魔法の力が使い切れていなかったところへ、オーロラが奪われた翼を解放し、マレフィセントを助ける。

マレフィセントのほうも、オーロラのおかげで救われるのだ。

まさに相思相愛である。

 

ステファン王が城から落ちて、マレフィセントは無事勝利。

2つの国が平和に統一されてからは、オーロラは妖精の世界に迎え入れられる。

マレフィセントとさらに愛情が深まり、すばらしいハッピーエンドとなるわけである。

まとめ

ということで今回は、『いばら姫』の実写ともいえる映画『マレフィセント』で、注目したいポイントをお伝えした。

原作や、ディズニーアニメの『眠れる森の美女』とは、違った角度から悪役を見られる作品だ。

おなじみの魔女マレフィセントがどう描かれているのか、ぜひともアニメやゲームなどとも比較しながら、楽しんでいただきたい。

あなたならではの注目ポイントを作りながら、リアルなマレフィセントを堪能してみてはいかがだろう。


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