グリム童話『森のなかのばあさん』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。
一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。
目次
『森のなかのばあさん』のあらすじ
強盗に襲われ一人残された女中は、白い鳩の助けで森で生き延びる。
鳩に頼まれ、魔女の家から無地の指輪を取ってくると、鳩が見当たらない。
そこで木によりかかると、魔法で木にされていた男が元の姿に戻る。
その男は王さまの息子であった……。
『森のなかのばあさん』 の教訓・感想など一言コメント
タイトルはすごく童話っぽい感じですが、出だしからけっこうえげつない話です。
女中とお供がいて、そのお供は全員強盗に襲われてしまい、女中は一人取り残されてしまいます。
なんとも切ない始まりです。
後半は、魔女が登場。
魔女と鳥のくだりは、KHM069『ヨリンデとヨリンゲル』を思い出させます。
『森のなかのばあさん』の教訓を言うなら、どんなに絶望的な状況でも諦めず、助けを信じることの大切さです。
女中は強盗のせいで孤立しながらも、鳩の導きで希望を見つけました。
また、行動力と勇気が困難を打ち破るカギになることも示していますね。
最後には前向きな気持ちにさせてくれる物語です!
『森のなかのばあさん』 の基本データ
収録ナンバー
KHM123
原作タイトル(ドイツ語)
Die Alte im Wald
英語タイトル
The Old Woman in the Wood
日本語の別タイトル
- 「森の中のおばあさん」
- 「森の中の老婆」
など
収録版
初版から7版まで
『森のなかのばあさん』 の関連コンテンツ
映画・TV
特集
- 本記事はグリム童話集第7版『森のなかのばあさん』をもとにした要約です。
参考資料
- グリム兄弟(編)『グリム童話全集 : 子どもと家庭のむかし話』シャルロット・デマトーン(イラスト) 橋本孝・天沼春樹(訳) 西村書店, 2013年.
- 高木昌史『決定版 グリム童話事典』三弥井書店, 2017年.
- Jacob Grimm, Wilhelm Grimm. Grimm’s Complete Fairy Tales (Leather-bound Classics), Introduction by Kenneth C. Mondschein, Translated by Margaret Hunt, Canterbury Classics, 2011.
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