『キャベツろば』のあらすじなど (KHM122)

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キャベツろば

グリム童話『キャベツろば』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『キャベツろば』のあらすじ

若い猟師が歩いていると、年をとったおばあさんが猟師に食べものと飲みものを恵んでくれとたずねる。

心優しい猟師は金を渡してやり、代わりに魔法の鳥の心臓と願いを叶えるマントを得るが、魔女の策略で全てを奪われてしまう。

山の頂上から雲に運ばれた猟師は、キャベツを食べるとロバに変わる魔法を発見。

その力を使い、魔女たちに復讐を果たす。

やがて猟師はロバになっていた娘を人間に戻し……。

『キャベツろば』の教訓・感想など一言コメント

前半は若い漁師が魔女に出会う話で始まりますが、だんだんキャベツの話になってきます。

キャベツを食べるとロバになるという、どこかのギャグ漫画にありそうな設定です。

『ラプンツェル』でも、魔女と野菜がセットで出てきていましたね。

そういう意味で、少し似ているかもしれません。

とにかく後半は、このキャベツのやり取りが最高におもしろい!

読む人も笑顔にする、まさに魔法のキャベツです。

ユーモアたっぷりの展開が、この物語の魅力ですね!

罪を認め謝罪する娘を許すのは、寛大な心の大事さを伝えているのかもしれませんね。

現代風な教訓にしてしまうなら……野菜をしっかり食べて、食物繊維を補いましょう!

『キャベツろば』の基本データ

収録ナンバー

KHM122

原作タイトル(ドイツ語)

Der Krautesel

英語タイトル

Donkey Cabbages

日本語の別タイトル

特になし

収録版

2版から7版まで

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  • 本記事はグリム童話集第7版『キャベツろば』をもとにした要約です。
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