『ガラス瓶の中の化け物』のあらすじなど(KHM099)

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ガラス瓶の中の化け物

グリム童話『ガラス瓶の中の化け物』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『ガラス瓶の中の化け物』のあらすじ

大学生の息子は学費が尽き、父の木こり仕事を手伝う中で、森で瓶に閉じ込められた魔物を見つける。

魔物を助けると攻撃されそうになるが、機転で再び瓶に閉じ込めて交渉し、治癒と錬金の力を持つ布を得る。

その力で裕福になった息子は学業を再開し……。

『ガラス瓶の中の化け物』の教訓・感想など一言コメント

学生とお化けが主人公。

訳によっては「魔人」となっていて、瓶の中の魔人ということで、『アラジン』も彷彿とさせます。

最初は学生に攻撃的なお化けが、最後は勉強をつづけさせるために助けてくれます。

最後は医者になって、めでたしめでたし。

やっぱり人助け(お化けですらも?)は大事だということですね。

『ガラス瓶の中の化け物』の教訓は、困難に直面しても知恵と冷静さで乗り越える重要性を教えてくれているようです。

息子は一見危険な状況でも落ち着き、交渉を有利に進めました。

そして、人助けの精神が幸運につながるというテーマも強調されています。

自分の努力と他者への親切が未来を開く鍵である、と感じさせる物語ですね!

『ガラス瓶の中の化け物』の基本データ

収録ナンバー

KHM099

原作タイトル(ドイツ語)

Der Geist im Glas

英語タイトル

The Spirit in the Bottle

日本語の別タイトル

  • 「ガラスびんの中のお化け」
  • 「ガラスビンの中のおばけ」

など

収録版

初版から7版まで

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  • 本記事はグリム童話集第7版『ガラス瓶の中の化け物』をもとにした要約です。
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