『死神の名付け親』のあらすじなど (KHM044)

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死神の名付け親

グリム童話『死神の名付け親』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『死神の名付け親』のあらすじ

むかし、貧しい男が名づけ親を探して旅に出た。

神や悪魔の申し出を断り、平等な死神に頼むことにする。

死神はその子を医者にし、病気の助かる運命を教える方法を伝えた。

若者は成功するが、死神を裏切って患者を救ったことで警告を受ける。

それでも再び約束を破った医者は、ついに死神に連れていかれ……。

『死神の名付け親』の教訓・感想など一言コメント

KHM042『名づけ親さん』につづき、またまた「名付け親×死神」のコンビネーション。

平等さを重んじる死神は一見公正ですが、決して逆らえないルールを課します。

医者となった主人公は、欲や情に負けて破滅を招きました。

結局のところ、どんな力でも、「約束やルールを破って利用するのは危険」という教訓が込められているようです。

闇のパワーや悪のパワーに頼り過ぎてはいけないということですね。

欲望や傲慢さが招く結末に思わずハッとさせられますね!

『死神の名付け親』の基本データ

収録ナンバー

KHM044

原作タイトル(ドイツ語)

Der Gevatter Tod

英語タイトル

Godfather Death

日本語の別タイトル

  • 「名づけ親になった死に神」

など

収録版

初版から7版までずっと

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  • 本記事はグリム童話集第7版『死神の名付け親』をもとにした要約です。
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