KHM012 『ラプンツェル』のあらすじ

ラプンツェル(原題:Rapunzel)

 

グリム童話、『ラプンツェル』のあらすじです。

 

* * * * * * * *

 

ある夫婦には長い間子宝にめぐまれなかったが、ようやくその兆しが現れ始めた。

その夫婦の家からはたいそう美しい庭が見えていて、そこには見事なラプンツェル(ノヂシャ属のサラダ用植物)が植えられていた。

その庭は、おそろしい魔法使いの女のものだった。

妻はそのラプンツェルを死ぬほど食べたいと言い、夫に取ってきてくれるよう頼む。夫は庭にしのびこむが、魔法使いの女に見つかってしまう。

 

 

魔法使いの女は、夫がラプンツェルを持っていくことを許すが、生まれた子どもを引き渡すことを条件にする。

夫はそれを、おそるおそる約束してしまう。

 

 

その後、妻が子どもを生むと、約束どおり魔法使いの女に連れていかれてしまった。この子どもは、「ラプンツェル」と名付けられた。

ラプンツェルは世の中でもっともかわいらしい女の子に育ったが、12歳になって、森の中の塔に幽閉されてしまう。

魔法使いの女がこの塔に出入りするときは、小さな窓から降ろされるラプンツェルのかがやく金の長い髪をよじのぼっていた。

 

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数年たったころ、1人の王子がラプンツェルのが閉じ込められている塔の前を通りかかった。

ラプンツェルの歌声に惹かれた王子は、魔法使いの女が髪をつたっていくのを見た。王子は同じようにラプンツェルに髪をたらしてくれるよう声をかけ、のぼっていった。

そこでラプンツェルの歌声に惚れたことを伝えると、そんな王子にラプンツェルも強く惹かれる。

二人は一緒になることを決意するが、それが魔法使いの女にばれてしまい、ラプンツェルの長い髪が切られてしまう。

さらには、ラプンツェルを荒地へ連れていき、放置してしまうのだった。

 

 

何も知らない王子が塔へやってきて、ラプンツェルに髪をたらしてくれるよう声をかけ、降りてきた髪をよじのぼっていくと、そこで待っていたのは魔法使いの女だった。

ラプンツェルはもういなくなったという真実を告げられた王子は、塔から飛び降り、イバラのトゲで目を突き刺してしまう。

 

 

目が見えなくなった王子が森の中をさまよい歩いて数年、とうとうラプンツェルのいる荒地にたどりつく。

ラプンツェルは、王子との間にできた子どもたちと仲良く暮らしていた。

ラプンツェルは王子の声に気づき、抱きついて涙を流すと、その涙が王子の目をぬらし、昔のように目が見えるようになった。

そして、王子はラプンツェルと子どもたちを連れて国に帰り、しあわせに暮らした。

 

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