KHM187 『兎とはりねずみ』のあらすじ

兎とはりねずみ(原題:Der Hase und der Igel)

 

グリム童話、『兎とはりねずみ』のあらすじです。

 

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ある日曜日、ハリネズミは自分がいつも家族と食べているコールラビという野菜のようすを畑まで見にいこうとしていた。

すると同じようにキャベツのようすを見にいこうとしている野ウサギと出くわしたので、ハリネズミはあいさつをした。

野ウサギは紳士だがハリネズミのことを見くだしていて、おまけにハリネズミの曲がった足のことをばかにする。

ハリネズミは自分の足のことをとても気にしていて、自分の足は野ウサギに勝てるのだといいはり、ためしにかけっこをしようという。

2人は金貨1枚とブランデー1本を賭けることにして、30分後にかけっこを始めることに決める。

 

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ハリネズミは家にもどって妻を呼び、野ウサギとかけっこをするのでいっしょについて来てほしいとたのむ。

妻はとてもハリネズミが野ウサギに勝てるわけはないと思ったが、ハリネズミは妻にかけっこのゴール地点にいてもらって、野ウサギがゴールに近づいたら「もうここに来ているぞ」とさけんでもらうだけでいいのだという。

かけっこが始まると、ハリネズミは少し走ってすぐにその場で身をかくして座り、野ウサギは全速力でゴールまで走っていく。

 

 

野ウサギがゴールに近づくと、ハリネズミの妻はいわれた通り「もうここに来ているぞ」とさけぶ。

ハリネズミの夫婦はおたがいにそっくりだったので、野ウサギはハリネズミがすでにゴールをしてしまったのだと思い、びっくりしてもう1回レースをしようという。

そして野ウサギは逆の方向に全力で走っていくが、スタート地点にはハリネズミ自身がすでに待っていたので、ふたたび野ウサギはおどろく。

野ウサギは負けを認められずに、何回も往復でかけっこを挑むがいっこうにハリネズミに勝つことができず、74回めに道のまん中で血を吐いて倒れて死んでしまう。

ハリネズミは金貨とブランデーを獲得して夫婦で大よろこびして家に帰った。

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