『踊ってすりきれた靴』のあらすじなど(KHM133)

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踊ってすりきれた靴

グリム童話『踊ってすりきれた靴』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『踊ってすりきれた靴』のあらすじ

王さまの12人の娘たちは毎晩靴がすりきれるまで踊っていた。

娘たちの秘密を突き止めた者には結婚と王国が約束されたが、挑戦者たちは眠らされ失敗ばかり。

ある兵隊はおばあさんの助けで秘密を暴き、マントで姿を隠し地下の舞踏会を追跡する。

証拠を王さまに示した兵隊は王女と結婚し……。

『踊ってすりきれた靴』の教訓・感想など一言コメント

12人のプリンセスが夜中にずっと踊っているというユニークな設定。

どこで踊っているのかを突き止める過程が、物語になっています。

ちゃんと相手の王子も12人いて、夜中の3時までどんちゃん騒ぎしているようです。

親の目を盗んでクラブへ行こう!みたいなノリでしょうか。

最後には、真相を突きとめた兵隊が一番得をします。

真相を暴くのが利益になるか、他人を傷つけるか、難しいところですね……。

『踊ってすりきれた靴』の教訓は、冷静な観察力と知恵がよい結果を招くということでしょうか。

兵隊は慎重に計画を練り、娘たちの秘密を暴きました。

また、12人の娘たちが自由を求めて夜な夜な楽しんでいた点は、好奇心とルールのバランスについても少し考えさせられますね。

『踊ってすりきれた靴』 の基本データ

収録ナンバー

KHM133

原作タイトル(ドイツ語)

Die zertanzten Schuhe

英語タイトル

The Shoes that were Danced to Pieces

日本語の別タイトル

  • 「踊って擦り切れた靴」
  • 「おどってすりきれた靴」

など

収録版

初版から7版まで

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  • 本記事はグリム童話集第7版『踊ってすりきれた靴』をもとにした要約です。
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