『みそさざいと熊』のあらすじなど(KHM102)

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みそさざいと熊

グリム童話『みそさざいと熊』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『みそさざいと熊』のあらすじ

クマは鳥の王とされるミソサザイの巣を訪れ、子どもたちを見下すような発言をする。

怒ったミソサザイ一家はクマに果たし合いを挑み、動物軍と鳥軍の戦争が始まる。

鳥軍は蚊の偵察やスズメバチの奇襲で動物軍を破り、クマは敗北。

最終的にクマは……。

『みそさざいと熊』の教訓・感想など一言コメント

ミソサザイという鳥と、クマの対決を描いたプチコメディ。

動物の世界でも、やはり王の品格は問われるようです。

鳥の王さまが、他の動物たちを圧倒していく様子がおもしろいですね。

ミソサザイ一家は巧みな作戦で、巨体のクマを打ち負かしました。

小さな者でも、知恵や団結力を駆使すれば、大きな相手に立ち向かえるんだという教訓が見られます。

また、自分の言動が他人に与える影響について慎重になるべきだとも感じさせられます。

最後に、クマを徹底的に謝らせるのも、どこかスカっとするような気にさせられる童話です!

ちなみに、ミソサザイのことをドイツ語で言うと「垣根の王さま」の意味になります。

だから、ミソサザイは王さま設定なのでしょうね。

『みそさざいと熊』の基本データ

収録ナンバー

KHM102

原作タイトル(ドイツ語)

Der Zaunkönig und der Bär

英語タイトル

The Willow Wren and the Bear

日本語の別タイトル

  • 「かきねの王さまミソサザイとクマ」

など

収録版

初版から7版まで

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  • 本記事はグリム童話集第7版『みそさざいと熊』をもとにした要約です。
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