グリム童話、『千匹皮』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。
一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。
目次
『千匹皮』のあらすじ
金色の髪を持つ王妃が亡くなり、王さまは再婚相手を探すが見つからず、自分の娘と結婚しようとする。
娘は逃げるため千匹の毛皮で作られたマントをまとい森へ逃亡。
捕らえられ、連れていかれた城で「千匹皮」と呼ばれ、台所仕事をする。
祝宴で美しい姿を見せた娘は王さまと踊り、スープに金の品を忍ばせる。
やがて娘の正体が明かされ……。
『千匹皮』 の教訓・感想など一言コメント
自分の父親から結婚してくれと言われて、逃げ出す姫を描いたシュールな作品。
逃げるときに使うのが、1000匹の獣から作ったマントです。
そんなわけで、「千匹皮」と呼ばれる姫。
『千匹皮』の教訓は、困難に直面しても諦めずに工夫し努力を続けることで、新たな道を切り開けるということです。
千匹皮は逃げ場のない状況で知恵を絞り、希望を捨てませんでした。
試練があっても自分を信じて進むことの大切さが伝わりますね!
さらに、自分の魅力や才能をタイミングよく見せることで、運命を変えることができるというメッセージも含まれていそうです。
自分の手で、努力して幸せをつかみとった千匹皮。
シンデレラにも似た、サクセスストーリーです!
『千匹皮』 の基本データ
収録ナンバー
KHM065
原作タイトル(ドイツ語)
Allerleirauh
英語タイトル
All-Kinds-of-Fur
日本語の別タイトル
- 「千枚皮につつまれた姫」
など
収録版
初版から7版まで
『千匹皮』 の関連コンテンツ
映画・TV
- 本記事はグリム童話集第7版『千匹皮』をもとにした要約です。
参考資料
- グリム兄弟(編)『グリム童話全集 : 子どもと家庭のむかし話』シャルロット・デマトーン(イラスト) 橋本孝・天沼春樹(訳) 西村書店, 2013年.
- 高木昌史『決定版 グリム童話事典』三弥井書店, 2017年.
- Jacob Grimm, Wilhelm Grimm. Grimm’s Complete Fairy Tales (Leather-bound Classics), Introduction by Kenneth C. Mondschein, Translated by Margaret Hunt, Canterbury Classics, 2011.
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