『名づけ親さん』のあらすじなど (KHM042)

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名づけ親さん

グリム童話『名づけ親さん』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『名づけ親さん』のあらすじ

貧しい男が夢の指示で名づけ親を頼んだのは、不思議な男だった。

その男は病人を救える魔法の水を授け、死神の位置を見分ける方法を教える。

男はその力で成功するが、王の子を救えず死神のもとを訪れる。

その途中、奇妙な現象に遭遇し……。

『名づけ親さん』の教訓・感想など一言コメント

死神と悪魔が絡む不気味な物語ですね。

死神の力を得た男が一時的に成功を収めるものの、最後にはその力の代償を感じて逃げる展開がスリリング!

途中のシャベルたちの不思議な描写が不気味で、読者を引き込みます。

名づけ親が悪魔だったと知った時の男の恐怖、ひしひしと伝わってきます。

某名前を書くノートのように、悪の力の借り過ぎはよくないということですね(笑)

「便利な力には代償が伴う」というような教訓メッセージが強く感じられ、意外と考えさせられる作品です!

『名づけ親さん』の基本データ

収録ナンバー

KHM042

原作タイトル(ドイツ語)

Der Herr Gevatter

英語タイトル

The Godfather

日本語の別タイトル

特になし

収録版

初版から7版までずっと

  • 本記事はグリム童話集第7版『名づけ親さん』をもとにした要約です。
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