『おやゆびこぞう』のあらすじなど (KHM037)

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おやゆびこぞう

グリム童話『おやゆびこぞう』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『おやゆびこぞう』のあらすじ

親指ほどの小ささで生まれた親指小僧。

頭の良さで家族を助けるが、旅に出てさまざまな困難に遭う。

盗賊を出し抜き、牛やオオカミの体内を経験しつつも知恵と機転で乗り越える。

最後にはオオカミが出てきて……。

『おやゆびこぞう』の教訓・感想など一言コメント

親指ほどの大きさでも、親指小僧の知恵と行動力には驚かされます!

普通なら不可能に思える状況を、どんどん打破していく展開が痛快ですね。

牛やオオカミの体内でのエピソードは少しスリリングですが、それすら笑いに変える親指小僧の大胆さが魅力的です。

このお話は、日本の『一寸法師』やアンデルセンの『親指姫』と少し似ていますが、親指小僧の武器は知恵や機転だけで、特殊な能力や道具を持たない点が独特ですね。

大きさや力がなくても、勇気と賢さで困難に立ち向かう姿に元気をもらえるお話です!

両親も最後には息子を売ったことを後悔し、親指小僧を大切にする姿にホッとします。

それにしても、小さな主人公が大活躍する童話は、いつの時代も不思議とワクワクしますね!

『おやゆびこぞう』の基本データ

収録ナンバー

KHM037

原作タイトル(ドイツ語)

Daumsdick

英語タイトル

Thumbling

日本語の別タイトル

  • 「親指小僧」

など

収録版

2版から7版までずっと

  • 本記事はグリム童話集第7版『おやゆびこぞう』をもとにした要約です。
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