KHM194 『麦の穂』のあらすじ

麦の穂(原題:Die Kornähre)

 

グリム童話、『麦の穂』のあらすじです。

 

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むかし神さまがまだ地上を歩いていたころは、大地はもっと実り豊かで、麦の穂のくきの上から下までつぶが400つぶや500つぶもついていた。

しかし、人間は恵まれすぎて感謝のきもちをうしなってしまう。

 

 

あるとき、母親と小さな子どもが麦畑のそばで歩いているときに、子どもが水たまりに落ちて服がどろどろになる。

母親はよく実った麦の穂をちぎってそれで子どもの服をふく。

それを見た神さまは腹を立てて、これから麦には穂がつかないようにしてやるという。

そばにいた人々はびっくりして、罪のないニワトリのためにだけでもせめていくらかは穂がつくようにしてほしいとひざまずいてお願いする。

神さまは人間をあわれに思い、それから麦の穂は今あるように上のほうにだけ実るようになった。

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