KHM120 『三人の見習い職人』のあらすじ

三人の見習い職人(原題:Die drei Handwerksburschen)

 

グリム童話、『三人の見習い職人』のあらすじです。

 

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いつもいっしょに仕事をしていた3人の職人は、仕事がなくなってしまったので、いっしょに旅に出ることにする。

そこへ悪魔があらわれ、自分のいうことを聞きさえすれば金と仕事に困らないようにしてやるという。

最初、3人は悪魔についていくのをいやがったが、悪魔は自分が狙っている魂は他にいることを言いきかせ、3人は悪魔にしたがうことにする。

 

 

3人はなにを聞かれてもそれぞれ、「おれたちは3人ともな」「金とひきかえだ」「そうだとも」としか話してはいけないことになる。

そして金をたくさん持たされ、町の宿屋のところへ行くよう言いつけられた。

3人は宿屋の食堂で亭主がいったことに対し、決められたことしか話さずお金もたくさん払ったので亭主をはじめ周りの者はみな、3人とも気がくるっていると決めつける。

 

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宿屋に泊まっていたある大商人が、気のくるった職人たちからお金を奪われたくないと、金をたくさん亭主にあずけた。

しかし、夜中に亭主はおかみさんと一緒に寝ている大商人におのでおそいかかって殺してしまう。

次の日の朝、大商人が血だらけになって死んでいるのを客たちが見つけ、亭主は3人の職人たちのしわざだと騒いだので、客たちもそれを信じた。

 

 

3人は本当は何が起きたかすべて知っていたが、決められたことしか話してはならなかったので、やがて牢屋に入れられ死刑を言いわたされる。

宿屋の亭主も証人として呼びだされ、3人が処刑台に連れていかれるとき、馬車が勢いよく走ってきて中からだれかが白い布を振った。

それを見てみんなは恩赦が来たのだと思い、やがて中から悪魔が紳士になりすまして降りてきた。

そして、3人の職人になんでも話していいよう告げたので、3人は亭主が犯人だということを話した。

そこで裁判官が調べさせると、3人が話したとおり宿屋の地下室に命をうばわれた者たちがほかにもぶらさがっているのが見つかる。

宿屋の亭主は首を切られ、悪魔は自分の狙っていた魂が手に入ったので、3人に一生暮らせるだけの金をやることを約束する。

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