KHM073 『狼と狐』のあらすじ

狼と狐(原題:Der Wolf und der Fuchs)

 

グリム童話、『狼と狐』のあらすじです。

 

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オオカミがキツネを家来にし、キツネはオオカミにいつもしたがわなければならなかったが、いつか逃げだしたいと考えていた。

ある日、2匹が森にいると、お腹を空かせたオオカミはキツネに食べるものを持ってくるよう命令する。

するとキツネは、子ヒツジが何匹もいる農家のことを話した。

 

 

そこでキツネが子ヒツジを1匹連れてくると、オオカミはあっという間にたいらげて、まだ食べたりないといって、自分で農家にしのびこんだ。

するとヒツジの母親が気づいて大きな声で鳴き、農夫たちがかけつけてオオカミをひどくこらしめた。

オオカミは足をひきずりながらキツネのところにもどり、だましたことを怒る。

キツネは、なんでそんなに食いしんぼうなのかと言うだけだった。

 

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次の日、2匹は畑にいると、ふたたびオオカミがキツネに食べ物を持ってくるようおどしたので、キツネはパンケーキを焼いている農家に向かおうといった。

そしてキツネはにおいをかぎわけてお皿のありかをみつけ、パンケーキを6枚ひっぱりだしてきてオオカミへ届けた。

オオカミはそれもすぐたいらげて、まだ食べたいといって自分でお皿ごとひきずりおろすと、お皿が割れて大きな音を出してしまう。

とたんに家の者がみんなかけつけて、オオカミをたたきのめしたので、オオカミは両足をひきずりながらキツネのところにもどり、キツネが自分をだました、といい張った。

 

 

3日目、オオカミはキツネにまた食べ物を頼むと、キツネはオオカミを塩づけ肉の樽がたくさんある地下室へと連れていく。

そこでオオカミはぜんぶたいらげるつもりで食べはじめ、キツネも少しずつ食べながら入ってきた穴に何度かもどり、自分のからだがまだくぐりぬけられるかを試していた。

オオカミはキツネに、穴のまえで何をしているかたずねると、キツネは見はりをしているのだという。

そのうち農夫が地下室に入ってきたので、キツネはすぐに穴から外に飛びでた。

オオカミも続いて飛びだそうとしたが、食べすぎてからだが穴を通らなかったので、農夫がこん棒を持ってきてオオカミを打ち殺した。

キツネは、おいぼれた食いしんぼうのオオカミからおさらばできたので、よろこんだ。

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