グリム童話『犬と雀』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。
一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。
目次
『犬と雀』のあらすじ
えさを与えられず家を出た犬を、スズメが助ける。
満腹になった犬は町へ出て道端で休むが、通りかかった馬方の荷車にひかれてしまう。
怒ったスズメは馬方に嫌がらせを続け、馬や荷物を次々に台無しにするが……。
『犬と雀』の教訓・感想など一言コメント
『犬と雀』では、犬に親切にするスズメが描かれます。
親切にしてもらった犬を失ったスズメが怒りに燃え、馬方に徹底的な仕返しをする展開は少し恐ろしいながらも痛快です!
馬方がスズメの挑発に乗り、結果として自ら不幸を招く様子は教訓的です。
「軽率な行動や傲慢さは、いずれ自分に跳ね返る」ということを示していますね。
特に、動物に優しく接する大切さも感じられます。
物語全体はブラックユーモアが強いですが、読者に善行の大切さを思い出させるきっかけにもなるでしょう。
スズメの大胆さと知恵には驚かされつつも、意外と考えさせられる一作です!
『犬と雀』の基本データ
収録ナンバー
KHM058
原作タイトル(ドイツ語)
Der Hund und der Sperling
英語タイトル
The Dog and the Sparrow
日本語の別タイトル
特になし
収録版
初版から7版までずっと
- 本記事はグリム童話集第7版『犬と雀』をもとにした要約です。
参考資料
- グリム兄弟(編)『グリム童話全集 : 子どもと家庭のむかし話』シャルロット・デマトーン(イラスト) 橋本孝・天沼春樹(訳) 西村書店, 2013年.
- 高木昌史『決定版 グリム童話事典』三弥井書店, 2017年.
- Jacob Grimm, Wilhelm Grimm. Grimm’s Complete Fairy Tales (Leather-bound Classics), Introduction by Kenneth C. Mondschein, Translated by Margaret Hunt, Canterbury Classics, 2011.
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