『なぞなぞ』のあらすじなど (KHM022)

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なぞなぞ

グリム童話『なぞなぞ』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『なぞなぞ』のあらすじ

王子と忠実な召使いは旅の途中、大きな森で若い娘に出会い、彼女の家で休むことにする。

しかし、家には魔法を使うまま母がおり、飲み物に細工をしていた。

王子は馬で逃げ、召使いも後を追うが、飲み物がかかった馬は倒れてしまう。

召使いはその馬の肉をついばむカラスを捕まえ、食料として持ち帰る。

その後、宿屋に泊まるが、そこは危険な人々の隠れ家だった。

夜中、彼らが襲いかかろうとするが、カラスの肉に残っていた細工が原因で全員が倒れてしまう。

王子と召使いは無事に助かり、親切な娘に協力してもらい次の町へ向かう。

町では、美しいが気位の高いお姫さまが「なぞなぞを出し、解けなければ結婚、解けたら挑戦者を罰する」と宣言していた。

王子は「1人も倒さなかったが、12人を倒したのは何か」というなぞなぞを出す。

お姫さまは解けず、こっそり答えを聞き出そうと王子の部屋に忍び込むが……。

『なぞなぞ』の教訓・感想など一言コメント

タイトルから、「なぞなぞ」がメインになりそうなお話ですが、意外とそうでもありません。

なぞなぞが出てくるのは最後のほうで、そこに至るまでは冒険アクションといった感じです。

版を重ねるうちに、他のお話と結合して長くなったようですね。

また、魔女が2人出てくるのもおもしろいポイントです。

毒を飲ませようとした魔女と、次の宿で毒入りカラススープを飲む魔女。

知らない人に出されたものは、安易に口をつけてはいけない……なんて、どこかのアニメにありそうな教訓も読み取れます。

なぞなぞを出されたお姫様が、手段を問わずに答えを探し出すのも見どころ。

「ズルをしても最後には必ず見破られる」というメッセージも感じられます。

お姫様の強欲さがしっかりと描かれていますね。

なぞなぞが最後に物語を引き締める、意外性のあるお話です!

『なぞなぞ』の基本データ

収録ナンバー

KHM022

原作タイトル(ドイツ語)

Das Rätsel

英語タイトル

The Riddle

日本語の別タイトル

  • 「謎」
  • 「なぞ」

など

収録版

2版から7版まで。3版から他の話と混ざっている

  • 本記事はグリム童話集第7版『なぞなぞ』をもとにした要約です。
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