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きょうかたびら(原題:Das Totenhemdchen)
グリム童話、『きょうかたびら』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。 結末までネタバレしていますので、ご了承ください。
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むかしあるお母さんは誰にでもかわいがられる7歳の愛らしい男の子がいた。
しかし、男の子は病気にかかって神さまのもとへ行ってしまう。
お母さんは1日じゅう泣いて暮らしていると、男の子がお墓にほうむられてまもなく、夜にその子が姿をあらわすようになる。
お母さんが泣くとその子も泣き、朝になるといなくなっていた。
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ある夜、男の子はひつぎに入れららたときに着せられたきょうかたびらを身につけて寝ているお母さんの足もとにやってくる。
そしてお母さんに、泣くのをやめないと、涙がきょうかたびらに降りかかって服が乾かないと話す。
お母さんはそれを聞いてもう泣かなくなると、次の日また男の子があらわれ、これでゆっくり休めるとお母さんに話した。
お母さんは悲しみをすべて神さまにあずけることに決めて泣かなくなると、男の子はそれ以来出てこなくなった。