『フィッチャーの鳥』のあらすじなど (KHM046)

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フィッチャーの鳥

グリム童話『フィッチャーの鳥』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。

一部ネタバレを含みますので、これから読む予定の方はご注意ください。

目次

『フィッチャーの鳥』のあらすじ

魔法使いが娘たちをさらい、鍵と卵を渡して「禁じられた部屋」に入るなと命じる。

最初の二人の娘は禁を破って災いに遭うが、三女は知恵を使い姉たちを助け出す。

そして三女は、魔法使いと結婚することに。

しかし、婚礼にて魔法使いは自分の花嫁をフィッチャーの鳥だと思い込んでしまう。

こうして、三女は策略を巡らせて魔法使いをだまし、助けを呼ぶことに成功し……。

『フィッチャーの鳥』の教訓・感想など一言コメント

『フィッチャーの鳥』は緊張感のある残酷な展開ですが、三女の冷静さと機転が印象的ですね!

『青髭』でもおなじみの「開けてはいけない」ネタが登場する話でもあります。

禁じられた部屋というテーマや、計画的な反撃がサスペンス感をかもし出しています。

どんな困難でも冷静に状況を判断し、知恵を使って道を切り開く大切さを、教訓として伝えてくれる話です。

不運な状況におちいっても、切り抜ける知恵は大切ですね!

『フィッチャーの鳥』の基本データ

収録ナンバー

KHM046

原作タイトル(ドイツ語)

Fitchers Vogel

英語タイトル

Fitcher’s Bird

日本語の別タイトル

  • 「まっしろ白鳥」

など

収録版

初版から7版までずっと

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  • 本記事はグリム童話集第7版『フィッチャーの鳥』をもとにした要約です。
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