KHM167 『天国へ行った水のみ百姓』のあらすじ

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天国へ行った水のみ百姓(原題:Das Bürli im Himmel)

 

グリム童話、『天国へ行った水のみ百姓』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。 結末までネタバレしていますので、ご了承ください。

 

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むかし、貧乏だが信心深い農夫が死んで、天国の門の前にやってくる。

ちょうどそこに金もちのだんなも死んでやってくると、聖ペテロが天国の門を開け、金もちのだんなを入れて農夫には気づかずに扉を閉めてしまう。

農夫は門の外で様子をうかがっていると、金もちのだんなが音楽や歌でみんなから歓迎されていた。

やがて聖ペテロが農夫を門のなかに入れてやり、天使たちもみんな愛情深く迎えてくれたが音楽や歌はなかった。

農夫は聖ペテロに、なぜ自分と金もちのだんなとの歓迎のされかたが違うのか、天国でもひいきがあるのかとたずねる。

聖ペテロは、けしてひいきをしているのではなく、貧乏な農夫は毎日天国にのぼってくるが、金もちのだんなは100年に1人くらいしかこないと話す。

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