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三人の怠け者(原題:Die drei Faulen)
グリム童話、『三人の怠け者』のあらすじや、物語の教訓・感想など関連する内容を詳しくお伝えします。 結末までネタバレしていますので、ご了承ください。
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死期が近づいた王さまには息子が3人おり、だれを後継ぎにするかをなやんでいた。
そこで息子たちをベッドに呼びよせ、いちばんのなまけ者に後をつがせることにきめたと話す。
長男は、横になって寝るとき、水のしずくが落ちてきても目をつぶることさえめんどうだという。
次男は、火のそばで暖まっているとき、足をひっこめるくらいならかかとにやけどをするほうがましだという。
末っ子は、首をくくられることになったとき、ナイフで綱を切るために手をあげるくらいならそのまま首をくくられたほうがましだという。
王さまは、末っ子のなまけ者具合がいちばんだと思い、末っ子に後をつがせることにする。