KHM023 『はつかねずみと小鳥と腸づめの話』のあらすじ

はつかねずみと小鳥と腸づめの話(原題:Von dem Mäuschen, Vögelchen und der Bratwurst)

 

グリム童話、『はつかねずみと小鳥と腸づめの話』のあらすじです。

 

* * * * * * * *

 

むかしむかしあるところに、小鳥とはねずみとソーセージが一緒に楽しく平和に暮らしていた。

それぞれ役割があり、小鳥は、たきぎを集めてくることが仕事、ねずみは水を運び火をおこすのが仕事、ソーセージは料理をすることが仕事だった。

生活はかなりうまくいっており、財産もたくさんあった。

 

 

ある日、小鳥がたきぎを集めている途中、べつの鳥に自分の素晴らしい生活を自慢した。

するとその鳥は、「おまえは大変な仕事をしていて、別の2人は家で楽をしている」と言った。

ねずみは火をおこして、水を運べばあとは鳥が戻るまで家で休んでいたし、ソーセージは食べ物が煮えれば、体ごと入って味付けをするだけだからだ。

 

Sponsored Links

 

小鳥はそのべつの鳥が言ったことを真にうけてしまい、家に帰るなり、自分はいいように使われていただけなんだ、ここで役割をとりかえようといった。

ねずみとソーセージは今までの役割がいちばん良いということをしきりに小鳥に言い聞かせたが、小鳥の言い分が勝ってしまい、くじびきで役割をとりかえることとなった。

そしてソーセージがたきぎを取りに行く役、小鳥が火をおこし水を運ぶ役、そしてねずみが料理をする役となった。

ソーセージはたきぎを取りに出かけ、小鳥は火をおこして、ねずみはなべを火にかけた。

 

 

しかしソーセージはいつまで待っても戻らず、心配になった小鳥はソーセージを探しに外に飛んで行った。

小鳥は道端で犬をみつけたが、その犬はソーセージを獲物だと思い、殺してしまっていた。

小鳥は強奪だと犬に訴えたが、犬はソーセージのもとでにせの手紙をたくさん見つけたので、その罪でソーセージは命を落としたのだと告げた。

小鳥は悲しみにくれ、たきぎを抱えて家に帰り、ねずみにことの全てを話した。

2人はとても悲しみ、お互い助け合っていくことをきめた。

 

 

そして小鳥は食卓の準備をし、ねずみは料理をしようと、ソーセージがやっていたように自分で体ごと鍋に入り味付けをしようとした。

しかし、ねずみはなべの中で動けなくなり命を落としてしまった。

 

 

小鳥はねずみが見つからなかったので、必死に探した。

すると火がたきぎにうつり、火事になってしまったので、小鳥は急いで水を取りに行った。

そこで桶が井戸に落ちてしまい、小鳥もそのはずみで落ちてしまった。

小鳥はあがってくることができず、溺れ死ぬこととなった。

スポンサーリンク