KHM021 『灰かぶり(シンデレラ)』のあらすじ

灰かぶり(シンデレラ)(原題:Aschenputtel)

 

グリム童話、『灰かぶり(シンデレラ)』のあらすじです。

 

* * * * * * * *

 

金持ちの男に1人の娘がいた。

妻は病気で、神さまをうやまう気持ちを忘れないよう言い伝え、この世を去ってしまった。

やがて男は別の女と結婚し、その女は2人の娘を連れてやってくる。

女と2人の連れ子は、男の娘にぼろぼろの服を着せ、家の仕事を全部まかせ、ひどく扱った。

夜はかまどの隣の灰の中に寝かせ、彼女たちはその娘を「灰かぶり」とよんだ。

 

 

ある日、父親が出かけるとき、娘たちにおみやげは何がいいかとたずねる。

2人のまま姉はきれいな服と真珠と宝石をお願いしたが、娘は「お父様の帽子に最初にあたった小枝」をお願いした。

 

 

父は言われたとおり、ハシバミの小枝を娘に与えた。

娘はその小枝を母のお墓の前に植え、たくさん泣いた。

その涙が枝を育て、やがて1本のハシバミの木になった。

娘はその木の前で1日に3回、神さまにお祈りをした。

娘がお願いごとをすると、1羽の小鳥が現れ、娘の望むものを投げ落とすようになるのだった。

 

Sponsored Links

 

ある日、王子の花嫁を探すため、王さまが3日間の舞踏会を開き、国中の娘を招待することになる。

2人のまま姉はうかれて、娘に自分たちの身支度をするよう言った。

娘は舞踏会にとても行きたかったので、泣いてしまった。

まま母に自分も行かせてもらえるよう頼んだが、まま母はそれを許さず、「暖炉のなかにばらまいた豆を時間内に全部戻す」という、できるはずのない課題を与えた。

 

 

これに対して娘は、実の母のお墓前にある木のそばで、手伝いを求めた。

するとたくさんの小鳥が現れ、豆を戻すのを手伝ってくれ、見事課題をクリアする。

しかし、まま母はそれでも娘が舞踏会へ行くのを許さなかった。

娘はまた木の前で小鳥にお願いをし、小鳥は娘にとても豪華なドレスと靴を与えてくれた。

そして娘は舞踏会に行くことができ、その美しい姿で王子を魅了した。

ダンスの後、王子は娘を追いかけたが、娘はすぐに鳩小屋に逃げ、見つからないよう家に戻った。

 

 

2日目も同じように、小鳥が娘により豪華なドレスと靴を与え、娘はその衣装をまとい、舞踏会で王子をとりこにした。

ダンスの後、王子はまた追いかけようとしたが、娘は素早く木に登り、そこから家に逃げ帰った。

3日目も同じように、小鳥は娘に最高に美しいドレスと純金でできた美しい靴を与えた。

娘は舞踏会へ行き、王子は娘と最後まで踊った。

娘は今までのように逃げ帰ろうとしたが、階段で靴を片方ひっかけてしまった。

王子が、階段にタールを塗るという仕掛けを用意していたのである。

 

 

王子はその小さな金の靴を持って娘の家に行き、その靴の持ち主と結婚すると家族に告げた。

1番上のまま姉がその靴を履こうとしたが、親指が入らなかった。

まま母はその1番上の娘に、妃になれば歩く必要はないのだからと言い、親指を切らせて無理やり履かせた。

王子が彼女を連れて行こうとすると、通りかかった娘の母の墓前で、2羽の鳩が靴の持ち主がまちがっていることを告げる。

 

 

王子はまた娘の家に行き、次は2番目のまま姉が靴を履こうとしたが、今度はかかとが入らなかった。

まま母は、同じようにかかとを切らせ、無理やり履かせた。

王子は彼女を連れて行こうとすると、再び2羽の鳩がそれは本物の持ち主でないことを知らせる。

 

 

そして、最後に娘が靴を履くと、それはぴったりはまった。

王子は娘の顔を見て、間違いなくあの舞踏会で踊った娘だと確信し、怒りくるうまま母とまま娘たちをよそに、お城に連れていった。

 

 

王子と娘は結婚式を挙げることになった。

2人のまま姉は幸せをもらおうと、王子と娘の両脇に寄り添う。

すると鳩が2羽現れ、まま姉たちの目玉をつつき取り出してしまった。

こうして、2人のまま姉は一生目が見えないまま暮らすこととなった。

 

スポンサーリンク