KHM014 『糸くり三人女』のあらすじ

糸くり三人女(原題:Die drei Spinnerinnen)

 

グリム童話、『糸くり三人女』のあらすじです。

 

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女の子は糸つむぎが大嫌いだった。

ある日、母親に怒られた女の子が泣いていると、そこにお妃さまが通りがかり、なぜ泣いているのかを聞いた。

母親はその場で、「この子は糸つむぎが大好きだが、貧しくて麻を調達することができない」と嘘をついてしまった。

すると、お妃はそれに感心して、女の子を城へと連れて帰った。

 

 

城で糸つむぎをするよう、女の子は仕事を与えられた。

部屋いっぱいの麻と、糸車を前にして、女の子は途方に暮れる。

お妃からは、一晩ですべて紡ぎ終えたら、王子と結婚させると約束されていた。

 

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娘が何もできずに泣いていると、そこへ三人の風変わりな女が現れた。

彼女たちはそれぞれ、口の大きな女、片手の大きな女、そして片足の大きな女であった。

三人の女は、女の子の結婚式に自分たちを招待してくれるなら、代わりに糸つむぎをやってくれると言う。

もちろん、女の子はすぐにその提案を受け入れた。

三人の女はあっという間に糸つむぎを終え、女の子は無事、王子と結婚できることになった。

 

 

女の子は、約束どおり三人の女を結婚式に招待した。

そのおかしな風貌を見た王子は、三人にどうしてそのような姿になってしまったのかと尋ねた。

三人はそれぞれ糸つむぎのやりすぎでこんな姿になってしまったと伝える。

それを聞いた王子は、もう二度と自分の花嫁には糸つむぎをさせないようにした。

そのおかげで、この女の子はそれ以降、糸つむぎをしないで済んだのであった。

 

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